"プラスアルファ"の戦略 (2005.2.10)
世の中が便利になるにつれて、数々の製品が生まれてきています。
それによって企業競争は激しさを増しています。
現在ではごく普通の製品を作ってもほとんど売れません。
メーカーは競争に勝利するために、他社製品との差別化を図る必要があるのです。
製造コストを抑えて値段を安くする、CMを流してイメージを良くする、
他には無い機能をつける、全く新しい製品を作る、・・・などの方法で。
例えば鉛筆と消しゴムを合わせてみるとか、テレビとビデオを合わせてみるとか、
電子レンジとトースターを合わせてみるとか、サザエさんとバカボンを合わせてみるとか。
この製品もそういった考えによって作られたのでしょう。
他とは違う"プラスアルファ"の価値を付け加えようとしたのでしょう。
見るからに差別化を図っていることがわかるような、そんな製品です。
しかしながら、俺にはその戦略が間違いだったように思えるのです。
もちろんその"プラスアルファ"が不要なものであった場合、他との差別化が図れたとは言えません。
でも決してそういった類のものではないのです。
それでも俺にはこの製品が失敗だったと思えて仕方がありません。
この製品が。

P.S.今度、俺も「ゼロ味唐辛子α」を作ってみようかと思います。
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